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ガテンを合点に

1. 合点がいく建設

2. 合点がいく働きかた

3. 合点がいく材料

令和建設が目指すのは、職人の価値の変革です。

 

「ガテン系」と呼ばれる、建設現場で働く職人たち。たくましく、器用で身軽。ちょっといかつい肉体労働者というイメー ジがあります。そんなガテン系の職人たちの働きかたも時代とともに少しずつ変化し続けています。昭和の職人は直伝の知恵と技術で高度経済成長期の日本の建設現場を腕一本で支えました。平成の職人は最新の電動工具を揃えモジュール化された材料を使い、現場は禁煙になり洗練さが求められました。さて、令和の職人は?もはや AI が設計した建物を、ロボットが組み立てるという時代も絵空事ではありません。職人が減っていく時代においてロボットが建てる家があってもいいと思います。だけど、この成熟した令和の時代ならではの職人像があるとも感じています。

新しい時代、生き方は画一的でないし決まったスタイルなんてない。量産されたものに人間が合わせていく時代は過去のものです。技術を持った職人がクリエイティブであるほど、街は暮らす人々の個性によりアップデートされていきます。

「ガテン」は「合点」。「合点がいく」とは、本来「承知する」「納得する」という意味を持ちます。自分の生きかた、働きかたに合点がいく、令和の「合点系」職人を生み出していきたい。

令和建設はそんな想いで結成されました。 

 

1.合点がいく建設

わたしたちのテーマのひとつはこれからの時代を「生きる=サバイブする」ことです。個々の暮らし のスタイルやバックグラウンドに合わせ元々ある建物はもちろん、その地域に余っているもの、捨てられそうになっているものも素材にして自在に建設を展開します。けして新築を否定するわけではありません、新築は選択肢のひとつでしかなく場合によっては減築、施主によるセルフリノベーションのサポートなど、人と暮らしに合わせたアイデアを提案します。施主と共に考え、チー ムで最良の答えを出す。技術とクリエイティビティで最善のものづくりを展開し提供します。 

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2.合点がいく働きかた

令和建設は、技術とクリエイティビティをもった職人を育てます。 

作る力は人生をサバイブしていくうえで有効なスキルとなります。自分の場所を持とうとするとき、現金収入が必要なとき、災害などの非常時、作れるというスキルは自分を助けます。

大工として自立したい人、セルフビルドで家を建てたい人、兼業職人を目指す人。初心者でも誰でも目標に応じて、現場での仕事を通じて職人の技術を学べる場を開きます。不器用とか力仕事は苦手という人でも出来ることはたくさんあります。性別、年齢は問いません。新築、リノベーション、解体、ワークショップなど、バリエーション豊かな現場で実践し、一緒に考え、価値観を共有できる職人候補を常に受け入れます。

建設現場は朝8時に始業し夕方5時半にはきっちり終業する気持ちのいい仕事です。日本全国どこに行ってもほぼ同じ建材を使って同じ工法で作られているので、一通り仕事を覚えたら好きな場所で働けます。単純作業からクリエイティブな仕事まで幅広く分業できるため、既存の建設現場を開くことにより様々な立場の人の仕事を生み出し、人生の選択肢を増やします。

 

3.合点がいく材料

現在でも多くの建設現場で使われている輸入木材は値段も安く使いやすい材料ですが、現場に到着するまでに多くのエネルギーを消費しています、またそれを使うことにより地元の山は荒れ果て、山で働く職人の仕事を奪うことになります。なるべく近くの山で切り出された木材を使い、間伐材も積極的に利用します。

解体現場から出る廃材や、場合によっては本来なら捨てられてしまうようなものを見立て直し活用します。 建物を解体するときは重機で壊すのでなく、部材を丁寧に外して次の建物に活かせるようストックします。

効率を考えれば、新品の規格品を使用するほうがずっと簡単で手間がかかりません。一方再利用や規格外のものはひと手間加える必要がありますが、エネルギーロスや空き家問題、森林保全などが少しでも改善される材料を選び使用します。

建設資材だけでなく設備やエネルギーのことも考え、その場所に合った提案をします。

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